この会議は、優れた景観の保全と創造を図るため、平成5年に設立されました。
●景観写真の部
最優秀賞 「夕暮れの多島美」
(テーマ1)
撮影場所:尾道市因島土生町因島公園
撮影者:寺田 学而さん(広島市西区)
因島公園からしまなみ海道方向の夕暮れの景色です。因島の街と定期船のフェリー造船所の灯り、暮れ行く島々と瀬戸内のすばらしい景色が見られました。この公園からの夕焼けは本当にすばらしいです。
優秀賞 「大鳥居と2尺玉」
(テーマ1)
撮影場所:廿日市市宮島町
撮影者:峯田 翔平さん(大竹市)
2018年9月15日に開催された「はつかいち花火大会」を宮島にて鑑賞した時の1枚です。10年に1度という貴重な花火大会をどこから撮るか、非常に悩みました。今年は「宮島花火大会」が中止になったので、大鳥居と絡めた1枚を撮りたくて現地に行きましたが、カメラマンはほとんど本土でした。立ち位置を非常に悩み、何とか形になった想い出の1枚です。
優秀賞 「北広島町 臥竜山と聖湖」
(テーマ1)
撮影場所:山県郡北広島町東八幡原樽床ダム
撮影者:臺 和義さん(広島市安佐南区)
早朝無風の時、臥龍山が聖湖に写り込む光景は県内他に無い景観です。「芸北の小富士」と言いたい位です。
優秀賞「田植えの頃」
(テーマ1)
撮影場所:世羅町世羅台地
撮影者:谷水 毅さん(竹原市)
青空と夕日に焼けた雲が広大な水田に映り込む田植え直後の田園風景は実に素晴らしい。
優秀賞「路面電車の走る街 広島」
(テーマ2)
撮影場所:広島市中区
撮影者:山本 功之さん(山口県周南市)
広島市内の特徴的な景観だと思います。県外から訪れると、時にそう感じます。古い車両が少なくなってきたのは残念に思いますが、これからも生活に溶け込んだ景観として楽しみにしております。
ふるさと特別賞
「竹原市の本町通り」
(テーマ1)
撮影場所:竹原市本町
撮影者:山本 宣男さん(竹原市)
この地方では、めずらしく薄っすら雪が積もり酒蔵からは仕込の湯気が立登り印象的でした。
ふるさと特別賞
「潮待ちの夕暮れ」
(テーマ1)
撮影場所:福山市鞆町
撮影者:南 雄介さん(福山市)
日本遺産となった鞆の浦。そこのシンボルともいえる常夜灯ですが夕暮れになると港がセピア色に包まれます。
ふるさと特別賞
「神宮寺跡の一本桜」
(テーマ1)
撮影場所:神石高原町神宮寺跡
撮影者:橋野 昌子さん(福山市)
神石高原町の神宮寺跡に咲く樹齢250年のエドヒガン桜。夜になるとライトアップされ水の張られた水田に映り込む姿は幻想的で美しいです。
ふるさと特別賞
「三原市須波町の国道185号線の海沿い」
(テーマ2)
撮影場所:三原市須波町海沿いの稲成神社
撮影者:棚田 修さん(三原市)
三原市須波町の稲成神社は国道185号線を挟み山側には神社、海側には何故か文献の無い鳥居が海中に建てられています。この鳥居はご来光は勿論、運が良ければ赤く染まる海霧とご来光が拝めるスポットでもあり、多くのカメラマンや新年のご来光を拝む人達が訪れる縁起の良い場所となっています。2019年のご来光は運良く海霧と一緒に拝むことができました。